就職活動のためのインターンシップ


「インターンシップとアルバイトの違い」

アルバイト経験が豊富だから十分就業体験を積んでいるという学生がいる。確かに労働力の提供であるから就業には違いないが、インターンシップとアルバイトは根本的に異なるものだ。


アルバイトはビジネス活動の中で、労働力不足を補うものだ。当然、労働の対価として報酬が支払われる。時給1000円であれば、1時間に1000円分以上の成果を挙げていただきますというシビアな条件を課せられるものである。


ファーストフードなどでは、社員と同じように店舗の運営にまで意見を求められ、運営を任されるケースもあろうが、本来は労働力を提供して報酬を得るというものである。


一方インターンシップは、学生に就業体験の場を提供して、ビジネスの仕組みや実態を垣間見ることによって、将来のキャリアプランに役立ててもらおうという、社会貢献的要素が大きい。インターンシップは労働の提供ではないために、無報酬が原則である。ここもアルバイトと根本的に異なるところだ。


バックボーンの違いを認識した上で、意識的にアルバイトに従事すればインターンシップに参加したと同じ効果が得られる。漫然と指示に従い業務を遂行するのではなく、自分の役割分担が業務全体の中でどういう位置づけか把握することである。その上で、ビジネスとはどういうものか、円滑な業務遂行のためにどういうコミュニケーションがとられているのか、しっかり意識に植えつけることである。


次頁⇒インターンシップに参加しておくと就職に有利か?
前頁⇒インターンシップに参加するにあたって留意したいこと



黒住皓彦 著書
就活は自分を売り込む商談だ
ダイヤモンド社
書店・大学生協にてご注文ください。
または大学図書館・市町村の図書館等でお借りください。