就職活動のためのインターンシップ


「外資系企業型インターンシップについて」

外資系企業といっても外国企業が日本に上陸して日本支社を展開するものから、もともと日本企業であったものに外国資本が投入されて外資系企業となったものまで幅が広い。ここで言う外資系企業は、金融・コンサルを中心とした外国資本の日本法人のことで、イメージどおりのビジネスライクを貫く企業群である。


当然、採用の考え方も異なり、インターンシップについても、現場主導で有能な人材をじっくり見極め、早めに確保するための手段と捉えている。


従前は春先に実施されて、スプリングジョブと呼ばれていた。マーケティングなどテーマ別に配属された現場で就業体験を積む。現場の評価をベースにして採用に結びつけるものであった。採用の早期化と共に開催時期も早期化した。呼称が実施時期とは合わずインターンシップと変わったが、実態はスプリングジョブである。


こうしたインターンシップに参加するには、学生側にもはっきり自分のやりたいことを固めてそれを現場での就業体験で実証するくらいの意気込みが必要で、何となく参加するのではかえって混乱を招くかもしれない。就業体験のない学生を対象とした職業観を養成するためのインターンシップと本質的に異なる。そこのところをしっかり把握しておく必要があろう。


日本企業にもテーマ別のインターンシップを導入する企業が増えてきたが、これなどは外資系企業同様に有能な人材を早期に確保したい企業群と認識した方が賢明である。


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