就職活動のためのインターンシップ


「ワンデーインターンシップについて」

じっくり就業体験を積んでもらうにはある程度の日程が必要で、日常業務の中で実施するとなると受け入れ人数に制限がある。そこで、ビジネスとはどういうものか一端に触れる程度だが、多くの学生に体験してもらいたいと誕生したのがワンデーインターンシップである。


と言うのがワンデーインターンシップを実施する企業の言い分である。それは表向きの理由で、本音は採用広報と捉えたほうがいい。これらの企業は、インターンシップを通して自社のことをきちんと認識してもらった上で、本番の選考に有能な学生の応募を期待している。


ワンデーインターンシップは、企業・業界の説明とグループワークで構成されているが、レベルの高い学生を求めている企業が多い。


グループワークが曲者で、チームで知恵やアイデアを結集して最終的に一つの提案を導き出すのだが、「インターネットを使って有機野菜の通販をしたいと考える農家にどんなリスクがあるか、どこを代理店にしてどんな保険を売ればいいか」(損保企業)などと内容のレベルが高い。こういう仕事が日常業務かと胸ふくらませる学生もいれば、しんどいと捉える学生もいる。


企業側は、本番の選考にしんどいと感じる学生の応募は敬遠している。胸ふくらませる学生のみに応募してもらいたいのである。口には出さないが、遠回しに応募する学生に自主規制を求めていると認識するのが自然であろう。


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