就職活動のためのインターンシップ


「インターンシップに参加しておくと就職に有利か?」

他のテーマでも触れたが、漠然と参加するだけでは、何の役にも立たない。就業体験を通して、ビジネスの仕組みやビジネスコミュニケーションのとり方を自分のものにすれば、就職に有利ばかりでなく卒業後社会に踏み出すとき、仲間より一歩も二歩も好スタートが切れる。


それでは、どうすればビジネスの仕組みやビジネスコミュニケーションがとれるか?まず、相手を気遣い思いやることを習慣づけることだ。最初は意識してやらなければなかなか身につかないが、気遣いができるようになると、相手の言動が読めるようになり、的確な状況判断力がつく。そうなればしめたもの。


インターンシップに参加して体験先企業の社員がお互いにどう関わって仕事を進めているか観察することだ。一見それぞれのペースで仕事を進めているように見えるが、お互いに相手が何を考え何を求めているか読みあって、細かく連係プレイをとっている。それをつぶさに観察していると、少しずつ、ビジネスの仕組みやビジネスコミュニケーションが見えてくる。インターンシップに参加してこそ得られるビジネスセンスである。


その他、参加した方が有利な事例としては、自社志望のインターンシップ参加者を本番前に集めて選考し、内定出しする企業が増え始めている。本番の選考では気の遠くなるような関門を突破しなければならないが、これら事前選考はあっけなく決まっている。ただ、インターンシップへの参加が前提になっているだけに、実施時期など的確に情報をつかむアンテナが求められるのは言うまでもない。


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